カンボジア、そして心が癒される国
kokorokotabaです。
昨年、"日本人がカンボジア人を殺害する事件"が起きました。なんとも居た堪れない事件です。
殺害されたご家族に哀悼の意を表します。
カンボジアと日本はとっても縁が深い国。そんな中での今回の事件には頭に血が上りました。
私とカンボジア・・・
カンボジア人の親友います。
私は、これまで10年以上カンボジア(シェムリアップ)のNGO(非政府組織)に対して教育支援を行ってきました。つまり、政府の認可のない団体ですね。そんな草の根レベルの教育支援こそが大切なのです。年に1~2回現地の学校へ行き支援を行ってきました。
これまでにつばさがしてきたのは、日本語指導、PCの寄付、衛生指導、英語指導などです。みんな「笑顔」になることばかりしてきました。
シェムリアップといえば、、、そう。アンコールワットです。
日本語やPC指導は、は本当に必要不可欠なもので、就職する際に必要な能力になります。日本語や英語ができれば観光ボランティア。PCができれば外資系といった具合に。
歴史をひも解くとカンボジアは、ポルポト政権の影響により、教師、医者などの知識人のほとんどを殺害して自分にとって都合のいい政権を作ろうとしました。
アンコールワットには、顔がない石像が多数ありますが、それもそのためです。
知識人を失ったカンボジアの復興は並大抵の努力ではできませんでした。
そこに日本のODA(政府開発援助)が入るわけですよ。まあ、青年海外協力隊なんかもそこに入るのですが。日本が相当援助することにより今のカンボジアの発展があるわけですよ。
でも、まだまだ、復興には時間がかかりそうです。
ちなみに、外務省の調査によると就学率(学校へ行っている割合)は次のようです。
小学校(初等教育):6歳~11歳(第1~第6学年)
就学率約77%
中学校(前期中等教育):12歳~14歳(第7~第9学年)
就学率約42%
中学生は半分以下の生徒が学校へ行けていな~~~~~~い
この現状をどう思います。
ちなみに現在、支援している団体の校長先生はなんと34歳という若さ。年上の知識人が少ないためこんな現象が起きているんですね。
大分いい具合なように見えるカンボジアですが、まだまだ月給30ドルがざらです。
つまり、一日1ドル以下の人たちが多くいます。
一日1ドル以下の生活費の人たちのことを貧困と定義しています。
でもね、そんなカンボジアの中でも日本で起きた「東日本大震災」のために少しでもといって寄付を募ってくれたんですよ。
感動しました。。。。
バイクタクシーの運転手が、今稼いだ5ドルを日本大使館にそのまま届けてくれたそうです。
「日本のために・・・」といって。
カンボジアは、遠いようですが、とても身近な国の一つです。皆さんも少し目を向けていただけたらと思います。
心が癒される国。それが、カンボジアです。
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ご厚意の一部はカンボジアの教育支援に役立てていきます。
できればご協力をお願いします。
それでは、今回はこの辺で。