私のいじめられた経験とその傷痕

 今、新型コロナウイルスが蔓延しています。クルーズ船の医療関係者を中心に「いじめ」というウイルスも蔓延しているそうです。もちろん中国人にも。。。。北朝鮮では、ウイルス患者12名を処刑してなかったことにしているという噂さえ出ています。

 

偏見=いじめ
障がい=いじめ
ことば=いじめ
暴力=いじめ

 

いずれも、人間として最低の行為とされています。でも、いじめがなくならないのはなぜだろう。

 

私は、小学校と中学校、高校と変わった子として育ちました。今、思うとADHDかLDの併用パターンかと思っています。30年前なんて障害の言葉が認知されていない状態なので、いじめの対象となり、ケアされることはありませんでした。結果として、対人恐怖症や不安症をいまでももっています。さらに、母親からはしつこいほどの暴言や暴力を受けていました。まともな人間として成長することが難しいのも分かりますよね。私は一人っ子で兄弟はいません。だから余計にいろんなところからターゲットにされたのかもしれませんね。大学生になるまで、友達と呼べる人なんてほぼいませんでした。学習障害もあり、大学に入ることもようやくで、一応英語ができたのでそれなりの学校に入学を希望しましたが、他教科で失敗。あまり誇れない(いわゆるFラン大学)を卒業しました。でも、何とか卒業し、大学院まで進学することに成功しました。教育学を極めることになったのですが、その後どうしていいのかわかりません。とりあえず教員になりましたが、自分のもっている障害のため、遠足や集会、人前で話すことすべてが苦痛の教育者になってしまいました。でも、授業だけは楽しかった。ということで、10数年教員として勤務することになるのですが、結局、モンスターペアレント?と呼ばれる存在のからの攻撃により、精神病を発症してしまいました。


簡単にいじめと私について述べるとこのようになりますが、その間、妻や恋人、親、親戚色々な人たちに迷惑をかけたのを反省しています。いじめがいけないのは、その時いじめをしている周りの者の一時的な利己主義のためにいじめられた対象者の人生そのものをつぶすことです。人はつねに自分が優位に立ちたいという欲求があります。人より強く、賢くありたい。そして、それが強すぎるといじめが起きてしまうのです。おそらく、いじめを研究している学者はこの仕組みをわからないと思います。特に当事者でないと・・・運動会の練習で石を投げられる苦しみ、無視される虚しさ、友達ができないことの寂しさ・・・研究者にわかるはずありません。心の傷跡が大きすぎるのです。いじめを研究している人で、いじめにあったことのない人を信じるつもりはありません。ついでにいうと、障害を専門としている人も同じように、知識をひけらかす人を信じるつもりはありません。だって精神病ではないのです。当事者しかわからない苦しみをわかるはずがありません。ちなみに私は、今でも当事者ですし、残念ですが将来回復する見込みもないことを知っています。

 

さて、話はずれましたが、いじめは本当に最低な行為です。
したことは、自分に必ず返ってきます。

 

難しいことは言いません。

 

人を傷つけることをやめてください。